不動産売却が長引くのはなぜ?期間の目安や対処法もご紹介

不動産を売却するのであれば、できるだけ早めに売り切りたいと考えている方が多いでしょう。
しかし、不動産売却は、さまざまな原因によって長引く可能性があります。
今回は、不動産売却にかかる期間の目安や長引く原因、不動産売却を長引かせない対処法についてご紹介します。
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不動産売却にかかる期間の目安

不動産の売却に「この期間までに絶対に売れる」といった期限はないものの、ある程度目安の期間は存在します。
そのため、売却のときは期間の目安をもとに計画を立て、売却価格などを決めるのが一般的です。
不動産の売却を決めてから、買主に引き渡して売却を完了するまでには、6か月程度かかることが多い傾向にあります。
売却活動によっては、目安より短くなることもあれば、長引くこともあるでしょう。
不動産売却の流れ
不動産の売却にかかる期間の目安が出せるのは、流れがある程度決まっているためです。
まず、不動産を売却することを決めたら、不動産会社に査定を依頼して、相場価格をもとに売り出し価格を決定します。
そして、不動産会社に売却の仲介を依頼する媒介契約を結び、不動産の売却活動を開始するのが一般的です。
売却活動の間は、該当の不動産に関する広告の各種媒体への掲載や、周辺の住戸へのポスティングなどがおこなわれます。
購入希望者が現れたら内覧を実施し、実際に売却する価格や引き渡しの時期など、細かな条件の交渉が必要です。
条件がまとまったら売買契約書を作成し、引き渡し日に合わせて、代金の清算や権利の移転などをおこないます。
それぞれの過程でかかる期間の目安
不動産の査定を受けて不動産会社と媒介契約を結ぶときは、1週間~4週間程度の時間がかかります。
簡単な机上査定であれば1週間程度で査定額が出ますが、しっかり不動産を確認してもらう訪問査定では、1か月程度の時間がかかるためです。
なお、より正確な相場価格が算出できるのは、不動産を現地で確認してチェックする訪問査定になります。
売却活動や購入希望者との交渉には、1~3か月程度の期間が必要です。
購入希望者がすぐに現れればスピーディに契約できることもありますが、なかなか希望者が現れなかったり、現れても条件がまとまらなかったりすると期間が延びてしまいます。
場合によっては希望者が現れないまま、1年以上売却が長引くこともあるでしょう。
売買契約を結んでから引き渡しまでは、買主の方のローン審査を含めて1~2か月程度の時間がかかります。
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不動産売却が長引く原因

不動産の売却にかかる期間には目安こそあるものの、目安以上に長引くこともよくあります。
売却期間が長引くときは、何らかの原因によって、購入希望者が現れていないケースが多いでしょう。
対処法を考えるためには、まず何が原因で売却が長引いているのかを特定する必要があります。
価格設定が高すぎる
不動産の売却が長引く原因の1つは、売り出し価格が高すぎることです。
売却を開始したときにつける売り出し価格は、売主の方が自由につけられるものの、設定した売り出し価格で実際に売却できるとは限りません。
相場価格よりも高額な売り出し価格を設定してしまうと、そもそも購入希望者が現れない可能性もあります。
リフォームやリノベーションなどで工事費用がかかっていると、工事費用を価格に反映させようとする売主の方もいるでしょう。
しかし、そのような工事をおこなった不動産でも、工事にかかった費用を価格に上乗せすると売れにくくなり、売却期間が長引く原因になるため注意が必要です。
不動産の条件が悪い
不動産売却の期間が長引く原因には、不動産そのものが持つ条件の悪さも挙げられます。
売却期間に関わる不動産の条件は、立地や建物の築年数などです。
不動産の売れやすさには、立地の利便性が大きく関わっています。
駅から近い、周囲に買い物施設や生活に便利な施設が多く存在しているなど、利便性の高い立地にある不動産は早めに売れるでしょう。
一方で、駅に移動するまでに時間がかかる、周りに便利な施設がほとんどないなど、利便性の低い立地にある不動産は売却が長引く傾向にあります。
また、建物を建ててからの築年数も、売却期間に関わる要素の1つです。
新築に近い新しい不動産は、比較的早期に売却できる可能性がありますが、古い不動産は修繕が必要な部分も多く、売却期間が長引く傾向にあります。
売り出しの時期が不動産業界の繁忙期を過ぎている
不動産の売却が長引く原因には、売り出しの時期が関わることもあります。
1年間のうち、不動産が売れやすい不動産業界の繁忙期は決まっており、繁忙期の時期からズレると不動産は売却しにくいです。
不動産が売れやすいのは、転勤や進学などが理由で引っ越しをする方が多い、春や秋の時期になります。
そのため、春や秋の時期に合わせて不動産を売り出すと購入希望者の目にとまりやすく、早期に売却できる可能性が高いです。
逆にそれ以外の時期に売り出してしまうと、なかなか購入希望者の目にとまりにくくなり、さらには売れ残りのイメージがついてしまって売却期間が長引く傾向にあります。
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不動産売却を長引かせないための対処法

不動産売却が長引くときは、さまざまな対処法により、原因を解消するのが望ましいです。
不動産そのものの立地など、解消が難しい原因であっても、対処法によっては購入希望者の方の印象を良くできる可能性があります。
そのため、不動産が売却できるまで、根気強く対処法を試していく必要があるでしょう。
販売価格の設定を見直す
不動産売却が長引くのを防ぐための対処法は、販売価格の設定を見直すことです。
売り出し価格が高すぎると、購入希望者から敬遠されて、売れにくくなってしまいます。
そのため、最初から販売価格を相場に近い形で設定するか、なかなか売れないと感じたら値引きをして対処するのがおすすめです。
不動産に建物があると、年数の経過でどんどん価値が下がってしまうため、思い切った値下げで先に売り切ってしまうのが望ましいでしょう。
内覧に向けて整理整頓をする
購入希望者が現れて内覧に進んでも、内覧の際に不動産の印象が悪くなってしまうと売却はできません。
そのため、少しでも購入希望者の方からの印象が良くなるような対処法が求められます。
購入希望者の方の印象を良くするためには、内覧前に整理整頓をしっかりしておくことが大切です。
荷物が整理できておらず、ごちゃごちゃしたままになっていると生活感が出てしまい、購入希望者の方からの印象が悪くなります。
そのため、できる限り荷物を整理整頓し、片付けきれないものはトランクルームを借りるなどして、別の場所に移動させるのが望ましいです。
また、水回りやフローリングなど購入希望者の方がよく見る部分も、しっかり掃除しておくと良いでしょう。
不動産会社による買取サービスを利用する
立地が悪い、築年数が古いなど通常の売却が難しい不動産であれば、不動産会社による買取サービスを利用するのも対処法になります。
買取サービスでは、不動産会社が直接不動産を買い取るため、査定後に売却活動をおこなう期間がなく、すぐに手放すことが可能です。
売却価格は一般的な不動産売却よりも安くなるものの、売れない不動産は値下げすることになるため、似たような金額になる可能性が高いでしょう。
また、売却が難しい不動産でなくとも売れ残ってしまうことはあるため、媒介契約を結ぶときに買取保証をつけ、一定期間売れなければ買取に移行するのもおすすめです。
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まとめ
不動産売却の期間が長引くのは、価格の高さや不動産そのものの条件の悪さなどが原因になることが多いでしょう。
そのため、あらかじめ価格設定を相場に近づけておく、購入希望者の方の印象が良くなるようにするなどの対処が必要です。
また、不動産会社による買取サービスの利用も、売却期間の短縮に効果があります。
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