天体について学べる井原市の人気のスポット「美星天文台」とは？
岡山県井原市は美しい自然に囲まれ、子育ての環境が整った暮らしやすいまちです。
夜は明かりが少なくなり、町の名前のとおり星がきれいに見える井原市美星町には、地元民だけでなく観光客からも人気の美星天文台があります。
今回は井原市に住むことをご検討中の方に向けて、美星天文台の展示物や施設、夜に楽しめる観望会についてご紹介します。
井原市にある美星天文台で何を学べる？展示内容や施設のご紹介
井原市内にある美星天文台では、子どもたちが楽しく学べる展示や設備がたくさんあります。
入り口にある大きな渾天儀は、中国古代の天体位置測定器械を模したもので、明時代に存在した渾天儀の実物大模型です。
晴天時に見られる太陽望遠鏡では、太陽全面の白色像をリアルタイムで確認できます。
昼間や雨天時には、室内で「4D2U」を楽しめます。
「4D2U」とは、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトの略称で、最新のデータに基づいて宇宙の構造や進化を立体的に見られる人気のプログラムです。
4D2Uと望遠鏡の利用は時間が決まっているため、ホームページの情報をよく確認してから行きましょう。
併設されている図書館には、子ども向けの図鑑や星座の本から専門書まで取り揃えられており、年齢を問わず星について学べる空間です。
本の貸し出しはされていないため気をつけましょう。
●所在地：岡山県井原市美星町大倉1723-70
●営業時間：火・水曜日：昼 9時30分～16時、 金・土・日・月曜日：昼 13時45分～16時、夜 18時～22時
●定休日：毎週木曜日、祝日の翌日、年末年始
●アクセス方法：国道313号線から井原市内に入り、県道166号線を美星方面へ車で約20分
●駐車場：無料駐車場あり（26台）
井原市の星を楽しみながら学べる！美星天文台の観望会
晴れた夜には、職員が操作する口径101cmの望遠鏡で、季節や天候に合わせた星々を見る観望会が開催されます。
月や火星などの太陽系の天体や、季節ごとに異なるベガやベテルギウスなどの大きな星、星雲などを観賞できます。
ベランダに出ると、ボランティアのスタッフが大型双眼鏡を用いて星空案内や星座解説をしてくれるため、望遠鏡ドームとベランダを自由に行き来して天体観測を存分に楽しめるでしょう。
ホームページでは、日付を指定してその日に見られる天体の様子をあらかじめ調べられます。
日没の時間や月の見え方、当月に見られる星座などが明記してあるため、見たい星がある場合はチェックして行くのがおすすめです。
雨や雲で星が見えないときは、4D2Uの映像上映と解説が実施されます。
2020年9月18日から人数制限により、夜間の入館には当日発行の電子整理券が必要になっているのでご注意ください。
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まとめ
井原市にある美星天文台は、子どもから大人まで星について楽しみながら学べる素敵な施設です。
4D2Uのプログラムや太陽望遠鏡など、夜だけでなく昼間にも楽しめる要素がたくさんあるので、宇宙や星が好きな方はぜひ訪れてみてください。
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