カード遅延があっても諦めない!住宅ローン通過のための5ステップ

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福山エリア 担当

筆者 福山エリア 担当

不動産キャリア8年

カード遅延があっても諦めない!住宅ローン通過のための5ステップ

マイホームの夢を叶えるには、住宅ローンの審査をクリアすることが欠かせません。
しかし、クレジットカードの延滞などが、その審査に影響することをご存じでしょうか。
本記事では、延滞と住宅ローン審査の関係、対策について解説します。

クレジットカード延滞と住宅ローン審査の関係

クレジットカード延滞と住宅ローン審査の関係

クレジットカードの延滞が住宅ローン審査に与える影響について、深く理解することは重要です。
延滞履歴があると、審査において不利な影響を及ぼすことがあります。
とくに、住宅ローンは高額で長期間にわたる契約であるため、金融機関は申込者の信用情報を厳密に確認します。
それでは、具体的にどのような場合にクレジットカードの延滞が住宅ローン審査に影響するのか、またその影響を避けるためにどのように対応するべきかを見ていきましょう。

延滞履歴が住宅ローン審査に与える影響とは

クレジットカードの延滞履歴が住宅ローン審査に与える影響は、主に信用スコアに反映されます。
延滞があると、金融機関は申込者の返済能力や責任感に疑念を抱き、審査を厳しくおこなうことになります。
軽微な遅延と長期の延滞では、その影響の度合いが異なります。
軽微な遅延、数日から1週間程度の延滞では、信用スコアに一時的なダメージがあるものの、すぐに改善される可能性があります。
しかし、長期延滞(1ヶ月以上)が記録されると、その影響が顕著になります。
とくに、延滞が続くことで信用情報に「異動情報」が登録されると、ローン審査に大きな影響を与えます。
金融機関は、返済を確実におこなわないと予測されるリスクの高い顧客にはローンを承認しない場合が多いのです。

ブラックリストに載る基準と審査への影響度

クレジットカードの延滞がブラックリストに載る基準としては、主に異動情報(いわゆるブラック情報)が信用情報に登録される場合です。
異動情報が登録されるのは、クレジットカードやローンの支払いが長期間滞り、債権者が強制的に債務整理や回収手続きをおこなった場合です。
この情報は、信用情報機関に記録され、通常は5年程度保存されます。
ブラックリストに載った状態では、ほとんどの金融機関でローン審査に通るのが非常に難しくなります。
とくに、住宅ローンは大きな金額であるため、審査基準が厳しく、ブラック情報があると、ほぼ確実に通らないといっても過言ではありません。
もし、過去に延滞があった場合でも、5年が経過し、信用情報に異動情報が消えた後であれば、再度ローン審査を通過する可能性が高まります。

うっかり延滞でも要注意!見逃せないポイント

クレジットカードの支払いをうっかり延滞してしまう場合、数日程度の遅延でも信用情報に記録される可能性があります。
これは、金融機関が遅延情報を自動的に記録するためです。
延滞理由にかかわらず、記録された延滞は審査に影響を与えるため、たとえ短期間の遅延でも無視できません。
そのため、延滞の発生を避けるためにも、クレジットカードの支払いは期日を守ることが最も重要です。
また、万が一、延滞が発生した場合には、すぐに支払いをおこなうことが必要です。
さらに、定期的に信用情報を確認し、誤った情報が記録されていないか確認することも大切です。

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信用情報の確認方法と対策の基本

信用情報の確認方法と対策の基本

クレジットカードの延滞が住宅ローン審査にどれだけ影響を与えるかを知るためには、自分の信用情報を把握することが重要です。
信用情報は、複数の信用情報機関を通じて管理されており、各機関で情報を開示することができます。
ここでは、信用情報の確認方法と、延滞歴がある場合の対策を解説します。

自分の信用情報を確認する方法と機関一覧

信用情報は、主に3つの機関で管理されています。
CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(株式会社日本信用情報機構)、そして全国銀行個人信用情報センター(全国銀行協会)の3機関です。
これらの機関では、自分の信用情報を簡単に確認することができます。
情報開示の方法としては、インターネットや郵送、窓口での手続きがあり、いずれも申請後、通常1週間程度で情報を確認できます。
インターネットでの申請が最も簡便ですが、郵送や窓口での申請も可能です。
各機関のウェブサイトで、詳細な手続き方法を確認し、必要な書類を準備して申請をおこないましょう。

開示で事前に準備を!信用情報を把握しよう

住宅ローンの申し込み前に自分の信用情報を開示して、過去の延滞歴や現在の信用状態を確認することは非常に重要です。
不備や誤った情報が記録されている場合、訂正申請を行うことで信用情報を更新することが可能です。
とくに、延滞履歴に関しては、早期に確認して修正をおこなうことで、住宅ローンの審査に有利に働くことができます。
また、家族の信用情報も住宅ローン審査に影響を与える場合があります。
とくに、連帯保証人や連帯債務者が家族である場合、その家族の信用情報も確認しておくべきです。
家族に信用情報に問題がある場合、住宅ローン審査に影響を与えることがあるため、事前に家族の信用状態を確認しておくことが重要です。

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延滞歴があっても住宅ローンに通るために

延滞歴があっても住宅ローンに通るために

延滞歴がある場合でも、住宅ローン審査を通過する方法はあります。
まず、ブラック情報が消えるまで待つという方法があります。
ブラック情報は通常5年程度で消えるため、5年が経過した後に再度住宅ローンを申し込むことが可能になります。
また、フラット35などの柔軟な審査基準を持つローン商品を活用することも一つの方法です。
フラット35は、民間の銀行審査に比べて緩やかな審査基準を採用しているため、信用情報に問題があっても通る可能性が高いです。

ブラック情報の保有期間と回復までの流れ

ブラック情報が記録される期間は通常5年程度です。
この期間中は、新たなローンやクレジットカードの申請が難しくなります。
ブラックリストから外れるまでの間、他のローン商品への申し込みを控えることが重要です。
また、信用回復のためには、返済の遅れをなくし、良好な信用履歴を積み重ねることが大切です。

フラット35などの柔軟なローン商品を活用

もしも、信用情報に問題がある場合でも、フラット35のような柔軟な審査基準を持つ住宅ローンを選択することで、審査通過の可能性を高めることができます。
とくに、自己資金が豊富であることや勤務年数が長い場合、フラット35は有効な選択肢となります。

信用回復までの準備と金融機関選びの工夫

信用回復には時間がかかることもありますが、計画的に返済をおこない、信頼を回復することは可能です。
地方銀行や信用金庫などは、比較的柔軟な審査基準を採用していることが多いため、これらの金融機関に相談することも一つの選択肢です。

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まとめ:クレジット延滞と住宅ローンの注意点

クレジットカードの延滞歴がある場合でも、住宅ローン審査を通過する方法は存在します。
重要なのは、延滞の影響度を理解し、信用情報を早期に確認することです。
とくに、軽度の延滞と長期延滞では影響が異なるため、しっかりとした対策を立てることが求められます。
また、延滞歴がある場合でも、フラット35など柔軟な審査基準を持つローン商品を活用することで、通過の可能性を高めることができます。
信頼回復に向けて計画的に取り組み、金融機関とのコミュニケーションを大切にしましょう。

セレクトホーム メディア編集部

株式会社セレクトホームは、福山市を中心に新築一戸建ての販売を専門に手がける、少数精鋭の不動産会社です。これまで多くのお客様の住まいづくりを支えてきた実績があり、住宅費用を抑えたご提案によって、経済的なご負担を軽減しながら、無理のないマイホーム購入をサポートしています。
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こらむでは、福山市で新築一戸建てをご検討中の方に向けて、資金計画や物件選びのポイントなど、実務経験をもとにわかりやすく解説しています。マイホームに関するご不安やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆さまの人生にとって大切な住まい選びを、誠意をもってサポートいたします。


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