転職時期が住宅ローンに与える影響とは?注意点もご紹介
住宅購入と転職、その両方を検討していて、「住宅購入の時期と転職の時期がだいたい同じようなタイミングになりそう」という人は、ぜひ今回の情報をご覧ください。
住宅ローンの審査と勤続年数の関係や、転職前、あるいは転職後に住宅ローンを組む場合の注意点などについて解説します。
転職時期を決める参考にしたい!住宅ローン審査と勤続年数の関係
住宅ローン審査と勤続年数には大きな関係があります。
住宅ローン審査においては「他のローンやクレジットカードなどの契約状況や返済履歴はどうか」という点などももちろんチェックしますが、住宅ローン申込人の「安定性」もチェック対象となり、そこには勤続年数や居住年数などの要素も含まれます。
転職時期を住宅ローン利用前のタイミングに持ってきてしまうと、この審査において非常に不利になってしまうのです。
転職時期について考えよう!転職前に住宅ローンを組む場合の注意点
住宅ローンを組む場合は、転職時期をどのタイミングにするか、それを考えることが非常に大切です。
転職前に住宅ローンを組む場合は「勤続年数はあくまで今まで勤めてきた会社の勤続年数が審査対象となるため有利になりやすい」という大きなメリットがあるのですが、以下のような注意点もあります。
●返済能力についても転職前の年収をもとに審査されるため、転職後に収入が減ると返済が非常に厳しくなる
●何らかの理由で住宅ローン審査の期間が長くなる「転職前に申し込んだけど住宅ローン審査を受けている間に転職のタイミングを迎えてしまった」となった場合には再審査が必要となり、当然再審査は転職後の状況での審査となるので通る可能性が格段に落ちる
●住宅ローン控除などのために転職先の会社に対して住宅ローンの報告をする必要があり、さらに住宅ローンを利用している金融機関にも転職の報告をすることが望まれる
転職時期について考えよう!転職後に住宅ローンを組む場合の注意点
住宅ローンを組むことを考えると「転職後すぐ」という時期はもっとも不利な時期です。
そもそも住宅ローンの申込条件を勤続年数1年以上や3年以上にしている金融機関が多いので、たいていはこの段階で弾かれてしまうというのが最大の注意点です。
転職して間もないタイミングで住宅ローンを組みたい場合は、勤続年数が申込条件となっていないフラット35の利用を検討するのがおすすめですよ。
まとめ
今回は転職時期が住宅ローンに与える影響についてお話ししました。
多くの住宅ローンでは審査項目のひとつに「勤続年数」が含まれていることから、転職後すぐのタイミングで住宅ローンを組むのはかなり厳しく「フラット35など一部の住宅ローンしか選択肢がない」という状況になる可能性が高いです。
どうしても転職時期と住宅ローン申込時期が重なりそうになったとしても、可能なかぎり転職前の段階で審査を通したいものですね。
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