住宅ローン審査の際にチェックされるCIC信用情報とは？
住宅ローンを申し込んだ場合、その申し込みを受けた金融機関は必ず「住宅ローンが通るかどうかの審査」をすることになります。
そして、住宅ローン審査の際に必ずチェックされるのが、CICの個人信用情報です。
今回はCICの個人信用情報をテーマとして、そもそも個人信用情報とは、CICとは何かをまず説明したうえで、信用情報として何が記録されているのか、どのくらいの期間情報が保存されているのか、などについても解説します。
住宅ローン審査の際にチェックされるCICの個人信用情報とはどんなもの？
住宅ローン審査の際にチェックされるCICの個人信用情報とはどんなものか、まずそれから説明しましょう。
CICとは、昭和59年にクレジット会社の共同出資によって設立された信用情報機関。
割賦販売法および貸金業法に基づく「指定信用情報機関」として唯一の指定を受けている存在で、クレジット会社だけでなく銀行などの金融機関もローン審査においてこのCICが保有する個人信用情報をチェックします。
そして個人信用情報とは何かというと「その人のクレジットやローンの契約・申し込みなどに関する情報」で、申し込みや取引の客観的事実が記録されています。
要は「ローンやクレジット利用に関する信用度を客観的な記録から判断するための参考資料」的な存在ですね。
住宅ローン審査でチェックされるCIC個人信用情報は何が記録されている？
住宅ローン審査でチェックされるCIC個人信用情報には何が記録されているのかというと…
おもに以下のような内容が記録されています。
●クレジットやローン、キャッシング、分割払いなどの新規申し込みがあった際に、申込人の個人信用情報をチェックするために金融機関などが照会をかけたという事実の記録
●クレジットやローンの契約内容や返済履歴など
●延滞や自己破産などのいわゆる「ブラックリスト」情報
余談ですが「ブラックリスト」というのは、CICにそういうリストが一括でまとめられているわけではありません。
個人信用情報の一部として「延滞あり」「自己破産」などという形でどんなブラック情報があるのかがわかる形となっています。
住宅ローン審査でチェックされるCIC個人信用情報の情報保存期間は？
住宅ローン審査でチェックされるCIC個人信用情報の情報保存期間は、新規申し込みの際などの照会記録については約6か月、クレジットやローンの契約内容や返済履歴などについては契約期間中および契約終了後5年以内の期間で保存されています。
ブラックリスト情報については「どんな理由でブラックリスト入りしたのか」によって情報保存期間は異なりますが、ブラックリスト入りする状態になってから5～10年の保存期間となっています。
まとめ
今回は、住宅ローン審査の際に必ずチェックされるCICの個人信用情報について、CICとは、個人信用情報とは何か、そもそも何が記録されているのか、情報保存期間はどのくらいか、などについて解説しました。
これから住宅ローン利用を検討している人は、概要を知るための参考にしてください。
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