不動産購入に頭金は必要?頭金なしのメリットや注意点をチェック!
不動産を購入するときに考えたいのが、頭金です。
頭金なしでOKという広告を見たことがある方もいるかもしれませんが、本当に不動産を購入するときに頭金なしで大丈夫なのか、頭金の目安や頭金なしの場合の注意点を見ていきましょう。
不動産を購入する前に確認しよう!頭金の目安はどれくらい?
頭金の目安は、だいたい不動産購入費の10%だといわれています。
あるアンケートの結果では、頭金の平均額は注文住宅の場合が最も多く購入金額の19%くらい、最も平均額が低いのは中古戸建てで購入金額の8%くらいでした。
ただ、頭金の目安や平均はあくまでも目安であり平均です。
頭金をどれくらい用意するのかを考えるときに大切なのは、生活を圧迫しない程度の金額を算出することです。
頭金を準備するために、預貯金の全額を使うのはよくありません。
そもそも、頭金とは不動産の価格から住宅ローンの借入額を引いた金額です。
そのため、頭金の金額を算出する方法は2つあります。
1つは、月々の返済額から頭金を計算する方法です。
4,000万円の不動産を購入すると仮定しましょう。
月々の返済額を10万円+金利として30年ローンを組むと、3,600万円+金利となるので、頭金に400万円必要だということになります。
もう1つは、頭金として使えるお金を算出してから、住宅ローンで借りる金額、つまり購入する不動産を決める方法です。
手持ちの現金から生活予備費や将来の貯蓄分を差し引いて、頭金として出せる金額を出します。
それをもとに、いくらなら住宅ローンで借りられるのかを計算するのです。
頭金が300万円なら、一般的に頭金は10%といわれているので3,000万円の住宅ローンが組めるかもしれないということになります。
頭金なしで不動産を購入できる?メリット・デメリットを理解しよう
頭金の目安は10%とご紹介しましたが、頭金なしでも不動産を購入することは可能です。
すぐに不動産を購入したいけれど頭金を用意できない場合は、頭金なしで購入できるのはメリットになります。
実際、不動産を購入する方の12%ほどは、頭金なしで契約しているそうです。
20代や30代で不動産を購入する場合、長期ローンが組めるので月々の返済額が生活の負担になりにくく、金融機関によってはおすすめされることもあります。
しかし、頭金なしの場合はデメリットが多いことも理解しておきましょう。
頭金なしの場合、住宅ローンの審査が通りにくくなります。
また、借入額が大きいと利息も高くなるので、月々の返済額が頭金を支払う場合より高額になります。
最終的な返済額は、頭金がある場合より増えることがほとんどです。
まとめ
不動産の購入は、頭金なしでも可能です。
ただし、購入するための諸費用は現金で支払う必要があります。
諸費用は不動産の購入額の6%程度なので、3,000万円の不動産なら180万円は現金が必要です。
資金が全く必要ないわけではないため、勘違いしないように注意しましょう。
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